築地署によると、23日午前10時20分ごろ、郵便事業会社の集配担当者が小沢氏あての封筒が不自然な形で膨らんでいたのに気づいた。金属探知機やエックス線を使って銃弾のようなものが入っていることが確認され、通報した。
最高検の伊藤鉄男次長検事あての封書は24日午前9時ごろ見つかり、同社は築地署に「不審な郵便物がある」と届け出た。この封書からも実弾とみられるものが、エックス線検査ので確認された。
小沢幹事長あての封書は、22日付の消印が押されており、ライフル銃の実弾のようなものと、はがき1枚が入っていた。住所は世田谷区内の小沢氏の自宅が手書きで記され、あて名には「小沢一郎殿」、差出人には「小沢一郎」と記載されていた。同封されたはがきには「19年で30億の巨額献金」「ゴキブリ退治」などと、新聞などの印刷物から切り張りされていた。
投かんされたのは銀座支店が集配を行う中央区、千代田区、港区とみられているが、数百か所に上るという。
昨年末から小沢幹事長や鳩山首相、東京地検などに対し、実弾のようなものが送りつけられる事件が9件発生している。送り先は首相官邸、小沢氏の事務所など複数あり、抗議文などが同封されている。
差出人が同一人物であるかどうかなどは分かっていないが、警視庁は脅迫容疑などで捜査を進めている。
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